●平成14年7月20日(祝日), 日帰り ★総所要時間 : 4時間25分 ★ハイキング標高差 : 396m
第一回目ということもあって、日帰り可能圏内で比較的高低差の無い楽なコースと思い選んだ。 本来は大涌谷からのコースであったが、5月から大涌谷分岐までのルートは硫黄ガスが 強くなった為、通行禁止となっていた。そこで、反対側の駒ケ岳からのコースに変更した。結果 的にはこれで正解だったようだ。終盤はかなりバテてしまったので、後40〜50分の延長は無理 だったと思う。情けないが、これが現実だった。日頃全く運動しておらず、この日のための準備 運動も殆どしてなかったのだから、当然であろう。それに引き換え、マユの元気なこと。さすが に小学5年ともなれば、逞しいものだ。最後はマユに「パパ頑張って!」と、逆に励まされた。ママ も、よく付き合ってくれた。感謝である。 ![]() さて、下界は好天だったのにターンパイクの後半あたりから霧が出始め、次第に濃くなって
駒ヶ岳登り口に着いたら、辺りの景色がすっかり白くなってしまった。駒ヶ岳山頂は風も強く濃 霧状態。あっという間に体中が濡れてしまった。晴れていれば素晴らしい眺めだったろう に・・・。霧で1メートル先も見えなかった。 防ケ沢分岐あたりから視界が回復した。けっこう本格的な山道が続く。随所にきつい場面も あり、みんな良く頑張った。ようやく、第一の目的地点、神山に到着。頂上からの景色は予定 通り、何も見えなかった。 ![]() ![]() 神山を目指して ちょっと、一休み が、充足感はあった。ここで昼食を取り、少し休憩を取ると、3人とも再びパワーが回復し、次
に向かって意欲が出てきた。程よく、調子が取れてきたようだった。 冠ヶ岳にはすぐに着き、ここでも写真だけ撮って、足早に先を急いだ。大涌谷分岐までは、 道も比較的楽になり、体も慣れてきて軽快に歩いた。通行止めの標識がかかっており、確かに 硫黄の匂いが立ち込めてきた。ここから早雲山方面に向かい、お中道を通るはずであった が、前を歩いていた少年達につられて、ちょっとコースを逸脱してしまった。すぐに気がついて 引き返したが、このあたりの判断は重要で、今後にも役立つであろう。 ![]() ![]() 冠ヶ岳・山頂 お中道は快適なハイキングコースであった。とても良い、森林浴になったと思う。防ケ沢分岐
まで戻ると、あとは来た道を戻ることになる。ここまでは順調だったのだが、ふたたび昇り勾配 が続き始めると自分の足取りが急に重くなり出した。いや、むしろここまで良く頑張ってきたも のだといえよう。駒ヶ岳に近づくにつれ、また霧と風が強くなってきた。頂上付近は、飛ばされ そうなくらいの強風だ。結局、最後まで絶景は拝めなかったが、二人とも「それでも楽しかっ た。」と言ってくれた。 体慣らしの意味も込めて、初回の目的は達したといってもいいだろう。一回目にしては、4時 間超の歩行はいささかハードだったかもしれない。それにしても、マユの体力には本当に感心 した。みんな、よく頑張った。 ![]() 靴やズボンがだいぶ汚れた。少しずつウェアーや装備を揃えていきたいと思う。この日の温
泉はいつもより、格別に効いた気がした (日帰り温泉 「箱根の湯」を利用)。 しばらく筋肉痛 が残るだろうが、早くも次は何処にしようかと頭のほうでは考えている。 無理をせず、長く続けられたらいいなあと思う。もちろん、怪我をしないように。 2002.7.22 (記) ![]()
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