HAKONEYAMA
駒ケ岳 (1356m)

神山 (1438m)

冠ケ岳 (1409m)
        神山を目指して  
●平成14年7月20日(祝日), 日帰り
    ★総所要時間 : 4時間25分
    ★ハイキング標高差 : 396m
   行程行程・ハイキング
  行程ルートマップ


 第一回目ということもあって、日帰り可能圏内で比較的高低差の無い楽なコースと思い選んだ。
本来は大涌谷からのコースであったが、5月から大涌谷分岐までのルートは硫黄ガスが
強くなった為、通行禁止となっていた。そこで、反対側の駒ケ岳からのコースに変更した。結果
的にはこれで正解だったようだ。終盤はかなりバテてしまったので、後40〜50分の延長は無理
だったと思う。情けないが、これが現実だった。日頃全く運動しておらず、この日のための準備
運動も殆どしてなかったのだから、当然であろう。それに引き換え、マユの元気なこと。さすが
に小学5年ともなれば、逞しいものだ。最後はマユに「パパ頑張って!」と、逆に励まされた。ママ
も、よく付き合ってくれた。感謝である。

               駒ヶ岳山頂・元宮神社

 さて、下界は好天だったのにターンパイクの後半あたりから霧が出始め、次第に濃くなって
駒ヶ岳登り口に着いたら、辺りの景色がすっかり白くなってしまった。駒ヶ岳山頂は風も強く濃
霧状態。あっという間に体中が濡れてしまった。晴れていれば素晴らしい眺めだったろう
に・・・。霧で1メートル先も見えなかった。
 防ケ沢分岐あたりから視界が回復した。けっこう本格的な山道が続く。随所にきつい場面も
あり、みんな良く頑張った。ようやく、第一の目的地点、神山に到着。頂上からの景色は予定
通り、何も見えなかった。

      
               神山を目指して                  ちょっと、一休み

が、充足感はあった。ここで昼食を取り、少し休憩を取ると、3人とも再びパワーが回復し、次
に向かって意欲が出てきた。程よく、調子が取れてきたようだった。
 冠ヶ岳にはすぐに着き、ここでも写真だけ撮って、足早に先を急いだ。大涌谷分岐までは、
道も比較的楽になり、体も慣れてきて軽快に歩いた。通行止めの標識がかかっており、確かに
硫黄の匂いが立ち込めてきた。ここから早雲山方面に向かい、お中道を通るはずであった
が、前を歩いていた少年達につられて、ちょっとコースを逸脱してしまった。すぐに気がついて
引き返したが、このあたりの判断は重要で、今後にも役立つであろう。

     
                        冠ヶ岳・山頂

 お中道は快適なハイキングコースであった。とても良い、森林浴になったと思う。防ケ沢分岐
まで戻ると、あとは来た道を戻ることになる。ここまでは順調だったのだが、ふたたび昇り勾配
が続き始めると自分の足取りが急に重くなり出した。いや、むしろここまで良く頑張ってきたも
のだといえよう。駒ヶ岳に近づくにつれ、また霧と風が強くなってきた。頂上付近は、飛ばされ
そうなくらいの強風だ。結局、最後まで絶景は拝めなかったが、二人とも「それでも楽しかっ
た。」と言ってくれた。

 体慣らしの意味も込めて、初回の目的は達したといってもいいだろう。一回目にしては、4時
間超の歩行はいささかハードだったかもしれない。それにしても、マユの体力には本当に感心
した。みんな、よく頑張った。
                    霧に煙る、お中道  駒ヶ岳が近い

 靴やズボンがだいぶ汚れた。少しずつウェアーや装備を揃えていきたいと思う。この日の温
泉はいつもより、格別に効いた気がした (日帰り温泉 「箱根の湯」を利用)。 しばらく筋肉痛
が残るだろうが、早くも次は何処にしようかと頭のほうでは考えている。
 無理をせず、長く続けられたらいいなあと思う。もちろん、怪我をしないように。

2002.7.22 (記) 




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