八田をゆく 八田宗綱・知家の本領「八田」についての一考察 小野寺 維道 2022.6 P.6 第5章 笠間市大橋八田説 第1節 大橋八田を八田氏の本領と比定する論拠
㋑「八田」という地名であること ㋺ 東郡(笠間郡)が平安時代末、宇都宮氏領であった可能性があること ㋩「八田」に「太夫内」という地名があること ㋥ 東郡(笠間郡)はかつて多気氏の領地で婚姻により八田氏に譲られた可能性があること。 ㋭ 岡の宿館下に「三草作」の地名があること ㋬ 岡の宿館が中世の館と形状が異なり守護所の可能性があること ㋣ 笠間保司光重は八田一族の可能性があること ㋠ 小田泰知の通称「奥太郎」は「八田」の立地に影響を受けた可能性があること これらについて次節以降で論じていきたい。
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