エルサルバドルの旅
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何の情報もないままアカフトラへ行くことに決めた。
海岸以外に何があるか全くわからない。

サンサルバドルの西バスターミナルから
アカフトラに近い町ソンソナーテ行きのバスに乗った。
ソンソナーテに着くとアカフトラに向かうバスがあった。
- これでアカフトラへ行けそうだ。 -








アカフトラの市場





太平洋





「氷も入れてね」





「お前どこから来たんだ?
....そうか、日本からか。」




海の眺めがいいレストラン




泳いでる人は殆どいなかった





市場の付近




いたずらっ子パロン


おしゃべり好き
エンブラ






アカフトラに到着。

ビーチのすぐ近くのホテルに宿泊することに。

ホテルのオーナーの奥さんにこの町(村?)の
治安について尋ねてみた。
「この辺、治安悪い?」
- 「多少。」

『多少』って、どの程度なんだろう。 余計に気になる...。




散歩に出かける。

ここは小さい田舎町。
いろんな人が話し掛けてくるので退屈しない。

「中国人か?」

「フィリピン人でしょっ?」

「こっち、おいでよ。」

「名前は何ていうんだ?」

「この前、○○っていう日本人が来てたぞ。」

「船乗りか?」

「魚買わないか?」
などなど。






宿泊してるホテルのレストランでメニューを見た。
飲み物の欄には何とあのコロナがあった。

- わっ、こんなところでメキシコの
      懐かしのビールに会えるとは! -

- ああ、コロナ、コロナ、コロナ! -

もちろんコロナを注文した。


そのレストランには
『コクテル(スペル忘れた)有ります』
と表札が置いてあった。
その発音から最初はカクテルのことだと思ったのだが
実は飲み物ではないらしい。

レストランの人に何のことだか聞いてみたが
私の理解力ではよくわからなかった。
すると親切な店員は、そのコクテルを試品として出してくれた。

コクテルは『生の海老や貝のレモン掛け』のようなもので、
中南米によく見られる『セビーチェ』の貝版/海老版であった。


この町(村?)には、あちこちにコクテル屋(コクテリア)があった。
この地域の名物なのかもしれない。




岩場から、その下に広がる海岸を眺めた。
潮の香りが心地いい。

久々に"海"で泳いだ。
海は波があって泳ぐのが楽しかった。

でも木片が浮かんでたり、底に靴が沈んでたりと
あまり綺麗とは言えなかった。




私がここで宿泊してたホテルは『HOTEL MIRAMAR』。
トイレ・水シャワー付で1泊8ドル。
洗濯所は勝手に使用して良いので便利。

ホテルのオーナーが宿泊者記録帳を見せてくれた。

過去に大勢の日本人が泊まっていたのだった。
その日本人の多くはグアテマラから来た人だった。
このホテルにはレピーターが多いのに驚いた。


毎日昼頃になると、アニメーションの
『アルプスの少女ハイジ』が放送されてた。
ホテルの人たちと一緒に見た。
日本で製作されたものなんだと自慢した。

私が見たのは、ハイジの住む山へクララがやってきて
2人が再会するという感動(?)の場面だった。
ロッテンマイヤは、おじいさんに
『セニョリータ・ロッテンマイヤ』と呼ばれていた。

ロッテンマイヤは『セニョリータ』だったのだ!



ホテルのオーナーの子供が可愛かった。
確か息子がパロン、娘がエンブラという名前。

パロンは午前中は書き取りの勉強をしていた。
しかしその後、イタズラの罰として
髪を丸刈りにされてしまうのだった。

エンブラはおしゃべり好きだった。
(一生懸命私に何か話してくれたが、あまり聞き取れなかった。)

またエンブラは、テレビの映画で、
女性が下着になるシーンになると目を覆い隠し、
キスシーンになると大興奮する面白い子だった。




さて、エルサルバドルに来たんだから、見所の多いサンターナにも訪れたいと思った。
しかしここアカフトラに近いので、サンターナには宿泊せずに日帰りで行ってくることにした。



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