「横浜市立脳血管医療センター問題」:再び問われる“改革派”中田市長の“民主度”―「医療事故隠蔽の内部告発」に対する“報復人事”と“脳血管医療センターつぶし”

 

 

「脳卒中から助かる会」ホームページ http://join.web.infoseek.co.jp/ysbc/index.html 

声明 http://join.web.infoseek.co.jp/ysbc/seimei.html 

要望書 http://join.web.infoseek.co.jp/ysbc/youbou.html 

 

「参考文書」

(1)女性医師の異動は『内部告発の報復』 (2005.3.27)

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/05-03/050327kokuhatsu-noukekkan.htm

(2)脳血管センター問題 神奈川新聞社説 (2005.2.16

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/05-02/050216kanagawa-noukekkan.htm

(3)“改革派”中田宏横浜市長の『民主度』 市立病院民営化に大ブーイング

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/04-01/040118sundaymainichi-nakada.pdf 

(4)新・港湾病院の「公設民営化」への市職員と市民の反発&保育所での反対運動

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/msatou/03-06/030610taira-byoin.htm 

 

 

 

脳血管センターの救急治療を守るための署名のお願い

 

 横浜市立脳血管医療センター(横浜市磯子区滝頭1-2-1)では365日、24時間、脳卒中専門医と最新の専用設備が待機して多くの患者の命を救って来ました。日本でも数少ない指導的専門病院として治療の質も高 く、年間二千人近い救急患者数は国内最大級、首都圏一と評価されています。救急治療こそが脳卒中治療の根幹です。

 ところが、昨年秋に横浜市衛生局はこのセンターの救急治療をやめて、リハビリ重点の施設とする案を 突然発表しました。しかもこの方針が認められる前に、本年四月一日の人事異動で六人の専門医をセンター外に転出させ、その後任には常勤医師を任命していません。

 中でも救急治療の中心的メンバーの一人で、医の倫理に厳しい神経内科医松岡慈子先生を衛生局の保健部門に異勤しました。これに対しては神経内科の同僚ほとんど全員の十一人が連名で疑義を公表しま した。一昨年センターのルールに反して引き起こされた手術の事故隠しがこの医師を含むセンター内部からの指摘によって明らかになった事への報復と見られています。

 

 これはセンターの患者だけでなく、横浜市民、さらには近辺の住民にとっても大変不安なことです。このような動きを何とかくい止めて、市民の命と健康を守るために、私達は中田宏横浜市長に次のような要望を出すことにしました。

 趣旨にご賛同の上、左記にご署名下さいますようお願い致します。

 

                             「脳卒中から助かる会」

                              代表 上野正

                              同  吉田孝

 

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1. 横浜市立脳血管医療センターの救急治療の維持・充実を求めます。

特に、現在の救急治療能力を平成16年の水準に回復させることを求めます。

2. 4月 1日発令のセンター神経内科医松岡慈子先生の衛生局保健部門への異動の撤回を求めます。

 

横浜市長 中田 宏 殿