町田市長政治資金パーティー事件 横浜市長が陳謝 『自身の鈍さ、恥じる』 「東京新聞」神奈川(2006.8.29)

 

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060829/lcl_____kgw_____002.shtml

 

関連資料

“市民派”中田市長のダーティーな素顔 

密室のメール(上) 町田市長パーティー事件 横浜市長側近2人暗転 石阪市長「起訴なら争う」 『東京新聞』社会面(2006.7.26)

密室のメール(下) 町田市長パーティー事件 「トップの意向くんだ?」「横浜改革」に影 幹部軒並み名連ねる 『東京新聞』社会面(2006.7.27)

パーティ問題 《(中田)市長は違うといっておられるようですけれど、(北薗)室長はうなずいて、自分が全部しょっかぶって行くつもりですとはっきりといったんです》 大貫のり夫ジャーナル(2006.7.8)

 

 

町田市長政治資金パーティー事件

横浜市長が陳謝 『自身の鈍さ、恥じる』

 東京都町田市の石阪丈一市長(59)=元横浜市港北区長=の政治資金パーティー事件で二十八日、横浜市議会の調査特別委員会に中田宏市長が初めて出席、あらためて謝罪するとともに、事情説明などを行った。中田市長は同パーティーであいさつなどをしており、委員らが出席を求めていた。

 中田市長は冒頭、「お恥ずかしい事態を引き起こし、誠に申しわけありません」と謝罪。今回の事件については「副市長をはじめとする経営責任職が警察の事情聴取を受ける事態となり、市始まって以来の不祥事」と表現、処分についても「今月末をめどに実施し、私を含め厳正に処分したい」とした。

 委員からは事件への関与についても質問が出されたが、市長は「私が事件にかかわっていれば言う」と否定。「(政治資金パーティーとは)全然知らずに、送別会という認識で出ていた。法律違反のものに出ているという意識はなかった。恥じるべくは自身の感度の鈍さだ」と説明した。

 一方、北薗義広・前市長室長については「仲間を思ってしたことが法律違反に問われていることは厳粛に受け止めなければならないが、利益を得ようなどというものではなく、応援したいという心から始まったこと」と、擁護とも受け取れる言葉もあった。 (木村留美)