●再 訪 /平成16年9月20日(月), 現地日帰り ★ 総所要時間: 3時間 10分 ★ ハイキング標高差: 140 m
***** 続 報(Part-2) *****
前回(平成16年5月23日)、濃霧と雨の為に “只の山歩き” となってしまった「草津白根山」を
再訪した。前日、志賀高原の横手山〜志賀山を登頂して硯川の温泉宿に宿泊していたので、 連続しての歩行だ(!!)。 「志賀草津高原ルート(国道292号)」の渋峠は、日本の国道における最高地点(2172m)であ
り、ルート沿いの展望箇所に新しく立派な石の標柱が設置されていた。前回とはうって変わっ て、今日も朝から良い天気だ。展望台からは既に白根山の山肌が見えている。ここから30分 ほどの距離で、横手山と白根山は隣どうしの様なものである。 前回同様、白根火山Pに駐車して早速出発だ。すでに観光バスもたくさん駐車しており、「湯
釜」方面は混雑してきている。それらを尻目に本白根山登山口へ向かう。 「弓池」周遊と「逢ノ峰」は割愛して、前回霧の中だった本白根山の周回コースだけを同じ順路
で進む。一度歩いているし勾配も殆んどないので、快調にとばして森林帯を抜けると周囲が開 けて、すり鉢状にえぐられた旧火口跡「涸釜」が現れた。 ![]() ![]() 涸釜と本白根山展望台峰(2145m) 本白根山探勝歩道と最高地点(奥のピーク)
前回は1m先も見えなかった所だが、実に壮大な眺めである(笑)。ここから先しばらくは、ずっ
と展望が開けたままの周回コースで、とても気持ちの良い爽快なルートである。花の季節であ ったら、もっと綺麗だったに違いない。 「コマクサ群落地」(もう花は終わっている‥)を通って分岐点に至る。右に進路をとり、まずは
「本白根山探勝歩道・最高地点」(2150m)に向かう。砂礫の道をちょっと登るとすぐだ。 展望は良好、少々雲が多いので遠くの山々は無理だが、横手山を始めとした志賀高原や上
越方面の山並が展望できる。数日前から火山活動が活発化している「浅間山」(2568m)も距離 的には近いので良く見えるはずだが、その辺りは灰色の厚い雲(噴煙?) に覆われていた。 本白根山の山頂(2171m)と、全く別の頂にある三角点(2165m) には立ち入り禁止となっている
為、事実上ここが登れる最高地点というわけだ。 ![]() しばし休憩して先程の分岐点まで戻り、もう一つのピークである「本白根山展望台」(2145m)
に向かう。 ここからの展望も良好で、さっきとは違った角度から見る山々の姿も美しい。 展望台峰を下山して再び樹林帯へと入る。あたりは少しずつ紅葉が始まってきており、これ
はこれで綺麗なものである。 紅葉の始まった森に続く木道
![]() やがて「鏡池」を右側に展望してダケカンバの林を抜けると、白根火山ロープウェイの終点
「山頂駅」に出る。これを通過し、逢ノ峰を東側からトラバースする山道を通って、観光客がウヨ ウヨする白根レストハウス前に到着した。 これで本白根山の周回コースは終了であるが、折角ここまで来たのだから‥‥、 と、いう訳で名物(?)の「湯釜」を見学して帰る事にした。 (もう、何度も見ているんですけどねぇ‥‥。笑)
![]() そして、帰りは ”お約束” の温泉に立ち寄る。勿論、ここならば草津温泉でしょう!! (笑)
(2004.9.29記)
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