パーティー問題 『メールと原文は別物」任意聴取の町田市長 献金とりまとめ否定 『東京新聞』社会面(2006.7.11)

 

 

資料

“市民派”中田市長のダーティーな素顔 

パーティ問題 《(中田)市長は違うといっておられるようですけれど、(北薗)室長はうなずいて、自分が全部しょっかぶって行くつもりですとはっきりといったんです》 大貫のり夫ジャーナル(2006.7.8)

パーティ問題 横浜市長側近 立件へ 政治資金規正法違反容疑 町田市長、近く聴取 『東京新聞』(2006.7.8)

バーティー問題 町田市長を任意聴取 メール作成関与の可能性 『東京新聞』夕刊(2006.7.8)

パーティー問題 町田市長、進退に波及も 市政への信頼揺らぐ 『東京新聞』東京版(2006.7.11)

 

 

『メールと原文は別物」 任意聴取の町田市長 献金とりまとめ否定

 

 前横浜市港北区長で、二月の東京都町田市長選で初当選した石阪丈一市長側が、選挙前の政治資金パーティーへの参加と献金の取りまとめを依頼するメールを、横浜市の局区長らに送っていた問題で、神奈川県警による任意の事情聴取を受けた石阪市長が十日、記者会見した。石阪市長は、メールで送信された案内状の中の取りまとめを依頼する文章について「私が目を通した原文には記述がなかった。メールと原文は別物」と述べ、「(自身に)法律的な責任があるとは考えていない」と主張した。出処進退についても「まったく念頭にない」と辞任の考えがないことを強調した。

 石阪市長はさらに「事情聴取では、市議会答弁やこれまでの記者会見とほぼ同様の話をした」と説明。しかし市長はこれまでの議会答弁や会見では、案内状の原文が変わっていたとの説明はしていなかった。

 説明によると、昨年十月三十一日にパーティー発起人の一人である横浜市の北薗義広・前市長室長から案内状の「原文」が、同市長側にメールで送信されたという。

 石阪市長は「原文には発起人の名前や案内文があったが、取りまとめを依頼する部分はなく、公務員の地位利用という認識はなかった」とし、実際に送信された案内状について「後援会職員は見ているが、私は見てない。(取りまとめの記述は)後で書かれたと推測している」と述べた。