症状別解説

膝関節症・腰痛症・坐骨神経痛・肩こりの解説

膝関節症とは
膝関節症は、大腿骨と頚骨が蝶番のようになって曲げ伸ばしたりするところです。関節の骨の表面には軟骨という軟らかい骨がかぶさって衝撃をやわらげるクッションの役割をしています。この軟骨が高齢になると、軟骨が擦り減り膝などの痛みの原因となります。
リウマチ、変形性膝関節症、スポ-ツの外傷

腰痛症とは
軽微な原因により突然に発症する。急に体を捻ったとか、物を持ち上げたりした時等腰部に激痛が走ったり、動けなくなることがある。その原因として、椎間板ヘルニア、椎間関節板症変形性脊椎症、ギックリ腰等、痛みの原因になるわけです。

坐骨神経痛とは
臀部から大腿部の後部と外側とふくらはぎと腰椎4番~5番と骨盤に神経を圧迫して、痛みやシビレが走る事があります。
仙腸関節のズレを矯正する事によりより痛みが軽減することがあります。

肩こりとは
パソコンなどで、手、腕を酷使し、首、肩、目を長時間筋肉を緊張させることにより慢性的な肩こりになります。頚椎のズレをおこし、神経を圧迫しますので、頭痛になります。

治療法【カイロプラクティック】とは
アメリカ生まれの治療法で、骨格(とくに脊椎)、間接及び神経の構造が損なわれた場合(歪み)、手技によりそれらを矯正し構造の保全と機能の向上をはかる療法です。

顎関節症の解説

●原因
内的な外傷によって関節機能に異常な変化が起こり、顎関節に栄養性の変性変化を起こすことにより発生する。

●症状
顎関節部にクリッキング、捻髪音と呼ばれるような音の発生、関節内や周囲の疼痛が見られる。また、起床時に開口することが困難であったり、ある位置での顎のひっかかりを感じたり、亜脱臼などもみられる。
クリッキングは、顎関節内で起こるクリック音の発生で、片側の顎関節で1回あるいは数回起こることも、両側で起こることもある。これは一時的に顎関節内での関節円板と骨頭の衝突によって生ずる。
捻髪音は骨頭の軟骨た円板の損傷が原因で生ずる。

●検査
X線検査により、顎開口位で顎関節の外側像と前方像が観察できる。
  1. 関節ないかでの骨頭の病的な位置関係
  2. 骨頭の偏位による関節隙の非対称あるいは消失
  3. 関節かと関節結節の変化
  4. 関節円板の変化(カルシウム沈着など)
  5. 骨頭の変化
  6. 亜脱臼の有無と偏位

●治療
顎関節の運動を、可能な限り制限をする。炎症が強く疼痛が激しいものには、下顎骨に冷湿布をする。
炎症がとれた後、顎関節矯正法、超音波をかけたり、軽擦法で局所マッサージを行うことで治癒することが出来る。

生理痛と更年期障害

生理痛
生理の時の腰の痛み、頭痛、めまい、耳鳴り、全身倦怠感などがあり、下腹部に痛みなどがあります。
また、精神的なストレス、緊張等により生理不順になります。
自律神経系、内分泌系の機能調整、腰椎部、骨盤部の筋肉の緊張があるために神経及び血液の循環が悪くなり月経不順になります。
原因として、子宮そのものに原因がある場合は、子宮筋腫・子宮内膜症・月経過多症・子宮発育不全などがあります。※下腹部の痛みは、子宮内膜の収縮で起こります。

更年期障害
卵巣の機能低下・ホルモンの分泌減少・子宮、卵巣などの萎縮・月経の不規則など、加齢とともに起こる状態を言います。治療としては、マッサージ・整体・指圧・高周波治療器・皮内鍼・腰痛部、骨盤矯正をすることにより生理不順の改善がみられます。皮内鍼として、三陰交・関元・曲骨・横骨・中極などがあります。これは、生理中でもいいが、生理の2週間前から治療をすると良い。

●治療
電気療法、干渉波、マッサージ・指圧・カイロ・整体・鍼灸をすることによって、治癒するのです。