横浜市立脳血管医療センター「医療ミス問題」、06/02/02市長定例記者会見(2006.2.8)
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2006/060202.html より
・・・どのようなやりとりだったのか、「言った。言わない」などの話の全てを知っているわけではありませんが、この件、それから別の事例含めて、様々な意味で、脳血管医療センターに対して疑問が呈されています。そうした意味では、より敏感なアクションを起こしてしかるべきですし、ましてこれから、脳血管医療センターの信頼を回復させ、様々な見直しを進めていくという意味では、原点に立つ上でも、しっかりした誠実な対応が必要だと感じますし、その事は、病院経営局にも、引き続き求めたいと思います。
資料
■脳血管センターでの手術 夫の手術の真実を! 未亡人が訴え
tvk Web News(2006.2.3)
■横浜市立脳血管センター 夫の死亡の説明求め未亡人が来日
tvk Web News 2006年1月31日付(2006.2.2)
■松岡滋子先生不当人事不服提訴 第1回口頭審理傍聴記(2006.1.19)
■“市民派”中田宏横浜市長の“ダーティーな素顔”
「市長は全部知っていた」横浜市脳血管医師異動問題 公開口頭審理で証人証言 『神奈川新聞2005年12月27日付』(2006.1.14)
■「横浜市立脳血管医療センター問題」:再び問われる“改革派”中田市長の“民主度”―「医療事故隠蔽の内部告発」に対する“報復人事”と“脳血管医療センターつぶし”(2005.5.4)
【抜粋】
記者:
横浜市立脳血管医療センターで、アメリカ国籍の男性が、くも膜下出血の手術の2日後に亡くなられている問題で、そのご遺族が来日されていることはご存知でしょうか。
市長:
はい。
記者:
11月17日の市長会見で、ご家族に対しては十分な配慮をし、公正に、客観的に、きちんと信頼を得られるように調査を進めていくと答えていますが、その方の印象では、誠実な対応をされていないという不満をお持ちのようです。その件はいかがでしょうか。
市長:
こうした件に関しては、やはり相手方に誠実な対応を(していると)感じていただかなければ、ある意味、意味がありません。もちろん個人差はあるのでしょうが、まず、今申し上げたことは大原則だと思いますから、引き続き誠実な対応をしていかなければいけないと思います。
記者:
具体的には、一昨日、(ご遺族が)脳血管医療センター長と面談しているのですが、その時の対応についても、例えば、アメリカにいた時点から提供して欲しいとお願いしていた資料などが用意されていなかったといった、具体的なことも含め、かなり不満を持っているようですが。
市長:
どのようなやりとりだったのか、「言った。言わない」などの話の全てを知っているわけではありませんが、この件、それから別の事例含めて、様々な意味で、脳血管医療センターに対して疑問が呈されています。そうした意味では、より敏感なアクションを起こしてしかるべきですし、ましてこれから、脳血管医療センターの信頼を回復させ、様々な見直しを進めていくという意味では、原点に立つ上でも、しっかりした誠実な対応が必要だと感じますし、その事は、病院経営局にも、引き続き求めたいと思います。
記者:
アメリカのご遺族宅をお尋ねしたのは、福島(前)センター長ですし、1月31日まで福島氏はセンター長でいたわけですが、今後は、そうした意味での対応の責任者はどなたになるのでしょうか。引継ぎは、センター内もしくは病院経営局内でしっかりされているのでしょうか。
市長:
当然、総括として新センター長が責任を持っていくことになりますが、これまでの経緯ということがやはり重要ですから、これまで関わっていた人たちについても、当然ですが、引き続き積極的に、この件については対応を取ってもらうことが、病院経営局内で求められることです。
記者:
福島前センター長が(ご遺族に)サインを貰ったことによって、この事故に対しての外部調査委員会が立ち上がっているはずですが、どなたがメンバーで、現状どこまで調査が進んでいるのか。すなわち11月9日にサインを貰ってから、2月2日に至るまで、どこまで進んでいるのかをお知らせいただけますか。
市長:
状況については、病院経営局からご報告させたいと思います。