パーティー問題で町田市長 案内状「3月末まで読んでない」 やり取りは後援会職員 『東京新聞』東京版(2006.7.13)

 

資料

“市民派”中田市長のダーティーな素顔 

パーティ問題 《(中田)市長は違うといっておられるようですけれど、(北薗)室長はうなずいて、自分が全部しょっかぶって行くつもりですとはっきりといったんです》 大貫のり夫ジャーナル(2006.7.8)

パーティ問題 横浜市長側近 立件へ 政治資金規正法違反容疑 町田市長、近く聴取 『東京新聞』(2006.7.8)

バーティー問題 町田市長を任意聴取 メール作成関与の可能性 『東京新聞』夕刊(2006.7.8)

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案内状「3月末まで読んでない」, パーティー問題で町田市長 やり取りは後援会職員

 

 町田市の石阪丈一市長は十二日の定例会見で、自身の政治資金パーティー問題に関し、発起人の一人である北薗義広・前横浜市市長室長との案内状に関するやり取りについて「原案送信後は、後援会職員がやった。報告はまったくなく、三月末まで読んでいない」と述べ、あらためて自身の法的責任を否定した。.

 石阪市長の説明によると、港北区長在職中に送別会を持ちかけた前室長が、退職後の昨年十月初め、政治資金パーティーとする提案をした。当同月末ごろ、前室長の依頼で後援会職員の一人をパーティー担当者とした。

 石阪市長は十一月二日、前室長からメールで送られた案内状の「原文」に寄付金の入金口座番号などを記入して返信。その後、パーティー開催に関する前室長とのやり取りは、すべて後援会職員が担当したという。

 石阪市長は、後援会から横浜市職員にメールで送信した案内状について「後援会職員から事前の相談も報告もなかった。(各局区ごとに取りまとめを依頼する文章は)前室長から十一月三日に送られたメールにあった。私は三月末まで読んでいない」と説明。

 また、副市長ら十四人のパーティー発起人については「前室長が八人挙げ、同意した。『偉い人が多すぎる』というので私が市役所の友人ら六人を加えた。副市長らが入っているだけでは(公務員の)地位利用にはならない」と弁明した。

(近藤晶)