政治資金パーティー問題で家宅捜索 横浜市職員に動揺 『東京新聞』神奈川版(2006.7.17)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060717/lcl_____kgw_____001.shtml
資料
■パーティ問題 《(中田)市長は違うといっておられるようですけれど、(北薗)室長はうなずいて、自分が全部しょっかぶって行くつもりですとはっきりといったんです》 大貫のり夫ジャーナル(2006.7.8)
■パーティ問題 横浜市長側近 立件へ 政治資金規正法違反容疑 町田市長、近く聴取 『東京新聞』(2006.7.8)
■バーティー問題 町田市長を任意聴取 メール作成関与の可能性 『東京新聞』夕刊(2006.7.8)
■パーティー問題 町田市長、進退に波及も 市政への信頼揺らぐ 『東京新聞』東京版(2006.7.11)
■パーティー問題 『メールと原文は別物」任意聴取の町田市長 献金とりまとめ否定 『東京新聞』社会面(2006.7.11)
■政治資金パーティー問題 二転三転の町田市長 『東京新聞』神奈川版(2006.7.15)
■町田市長パーティー 「市長と長女2人で準備」 後援会幹部、把握せず メール、長女が送信か 『東京新聞』夕刊(2006.7.15)
■町田市役所など家宅捜索 石阪市長を書類送検へ 『東京新聞』(2006.7.16)
政治資金パーティー問題で家宅捜索
横浜市職員に動揺
横浜市の前港北区長で二月の町田市長選で初当選した石阪丈一市長(59)の政治資金パーティーをめぐる問題で、県警は十六日、政治資金規正法違反容疑で町田市役所などを家宅捜索し、強制捜査に踏み切った。捜索は横浜市の北薗義広・前市長室長の自宅にも入った。同市職員は既に百人以上が県警の事情聴取を受けているが、捜査が大きな展開をみせ、市職員に驚きと動揺が広がった。
「びっくりした。まさか、家宅捜索までいくとは」。ある市の幹部職員は、ニュースを聞いて驚いた様子で語った。「こうした事態は残念。書類送検が近いと報道されていたので、捜査も最終段階かなとは思っていたが…」
三月末から続く捜査は、四カ月にもなろうとしている。この間、県警の事情聴取は、北薗前室長をはじめパーティーの発起人となった副市長三人や収入役、局長など十四人のほか、パーティーへの参加や献金を呼び掛けるメールを受け取った局区長、副局区長、さらにパーティーへの参加者や献金だけした職員など百人を大きく超えた。
別の幹部職員は、「市にとってこんなに捜査を受ける事件は、二〇〇三年に起きた競売入札妨害事件以来」とし、「発起人になってパーティーへの参加や献金を呼び掛けた幹部たちはよかれと思ってやったのだろうが、市にとって大きなダメージだ」と動揺を隠せない様子だった。 (金杉貴雄)