涸沢まで奥上高地を散策 >メニューへ
    奥上高地・涸沢散策日記
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 紅葉の涸沢 
スライドショー 
 
トレッキング日記
2007年記録
初めて行った涸沢
2008年記録
★プロローグ〜 準備  
★乗鞍・畳平 
★2008(1)
★2008(2)
★2008(3)
★2008(4)
 
 
 
 
 
■ 出発 
今回は涸沢へ登る日程に余裕を持つため、前日に一日有休をもらって、木曜日の夜から出かけることにした。
涸沢まで3連休で行くには、一日目に上高地に入り徳沢泊。2日目に涸沢へ登頂後、徳沢まで戻る。
3日目には帰阪というスケジュールであるがカツカツの予定なので日程的にも体力的にもきつい。
しかし、もう一日余裕があれば日程の前倒しで一日余裕が残る。
そこまでなくても、前日に移動できるので体力的には随分楽になるはず。・・・という目論見であった。

出発前の天気予報では 金曜:晴れ ⇒    土曜:雨後曇り ⇒   日曜:晴れ時々曇り ⇒   月曜:晴れという
四日間のようだ。これでは、一日早く出発して日程を前倒しにして二日目の土曜にに登頂しようとすると、
悪天気に当たってしまう。初めの予定通りに土曜日を上高地入りに当てて、晴れの日曜に登頂する方が良さそうだ。
そうすれば土曜日に雨に降られても、徳沢への移動と設営だけなのでなんとかなるだろう。
さて、こうすると最初の一日がまるまる空いてしまうことになるので、ここはお近くの乗鞍、畳平へ上がることにしておこう。

木曜の夜、会社から帰り夕食、入浴済ませて、結局家を出たのは午後10時半。
近畿道から名神へ乗り継ぎ、なんとか1時間で菩提寺PAへ到着。
ここのPAは主道から入ったすぐのPエリアの奥にもうひとつPエリアがあるので、
休憩だけで出て行く車両はメインのPエリアへ泊まり、奥のサブのPエリアは結構静かなエリアになっている
実際、メインのPには多くの車両が止まっているのだが、サブ側には、車中泊モードの車が数台のみだった。
僕らは、この奥のPエリアへ車を停めて、車中泊をすることにした。
家から持ってきた・・・ここまで飲めなかったビールとアテで晩酌をして、結局眠りに付いたころにはすっかり日付は変わっていた。
■畳平
翌日 金曜日。
辺りが明るくなったので目が覚める。まだ6時半だった。今日の予定では・・・・とりあえず上高地の前線基地の平湯温泉までと
していたが、一応、天気予報をチェックして、明日の天気が良さげなら、そのまま上高地へ上がろうと考えてみた・・・
がやはり、明日は曇り時々雨の予報。今はこんなに晴れているのになぁぁ。
僕らはPの隅にあるテーブルと椅子を拝借して朝食&ティータイムを過ごして、菩提寺を出発した時には8時を回っていた。

名神、東海北陸道と乗り継ぎ、平湯温泉を目指す。東海北陸道は2車線区間が郡上八幡まで伸びていた。
この分では白鳥まで延びるのも時間の問題だろう。そうなれば、毎年スキーシーズンの帰りの渋滞も随分緩和されるだろう。
途中のひるがの高原で一服して、飛騨清見のインターを出た時には10時を過ぎていた。少しゆっくりし過ぎたか?
中部縦貫道を走り、高山ICを出て平湯温泉を目指す。この道路のお陰で、わざわざ高山市内を経由しなくても
平湯、松本方面へアクセスが早くなった。・・・・が、途中で買い物をする店らしい店がさっぱり見当たらない(苦笑)

それでも僕らはなんとか途中の店でお昼の弁当を買って、平湯温泉の手前の朴の木平のPを目指した。
そう、せっかくの一日だから、乗鞍スカイラインから畳平へ登ることにしたのだ。
11時20分過ぎに朴の木平のPに到着すると、すでにバスが出た後だったので、次のバスまでの待ち時間で
買ってきたお弁当を平らげて、腹ごしらえをした。
畳平の気温は午前8時で6度とのこと。今は日差しもあるので、もう少し上昇しているであろう。
昼前のバスに乗り込み、畳平を目指す。途中から遥かに北アルプルの山々・・・槍ヶ岳も見える。
この分なら、頂上から見えるかもしれない・・・そんな期待を持ちながら約40分。12時半過ぎにで畳平へ到着。

最終バスは3時半なので、たっぷり3時間はある。
前回ここへ来た時には、2817mの富士見岳へ登頂したが、今回は、2772mの大黒岳を目指す。・・・
と、言っても畳平の標高が2700mあるので標高差僅か72m・・15分ほど歩けば着いてしまう。

ここから遥かに北アルプス連峰を望む。
彼方に槍ヶ岳、北穂高、西穂高、手前には焼岳などが見渡せる。
しばしの景観を楽しんでから下山。次の山を目指そうかと思ったが、バスの時間が中途半端なので、ぶらぶらとして
結局2時半過ぎの臨時バスに乗り込み畳平を後にした。
朴の木平の駐車場に戻り、再び平湯温泉を目指す。が、今夜の宿泊はここではなく、更に移動した道の駅”上宝”。
その理由は・・・誰かに聞いてくれぇ(笑)。途中のJAで夕食と、明日以降の朝食・・+晩酌用のビールを買い込み、
温泉に浸かって道の駅に到着・・・まだ6時前だった。
既に、ここを塒に決めた車が何台か泊まっているようだ。
僕らは、バックドアを開き、簡単な調理を済ませたあと、車中で夕食&晩酌を済ませて、早めに就寝となった。
この時、車中泊用の寝袋は明日以降のトレッキング用のものとは別の寝袋を用意しておいた。
昨年、同じシチュエーションになった時に、せっかくのトレッキング用のパッキングを崩して寝袋を
使ってしまったので、翌朝、再びパッキングするのに苦労した経験があるからだ。
尤も、今年のパッキンングなら、楽勝で入ったかもしれない(笑)

夜明け前・・天気予報どおり小雨が降り出した
乗鞍エコーラインの紅葉 標高2700m乗鞍岳・・バスできました 大黒岳から穂高連峰を望む