バッテリ研究室
●序 文
まだ長年の経験、といえるほどではありませんが、ラジコン博士号を持つドクターTからいろいろとノウハウを教えてもらい、そこそこ話ができるようになってきました。(感謝! > Tommy君) 充電器購入の際、始めて2ヶ月も経たないのにTurbo35という、いわゆるハイエンドマシンを薦め、この世界から抜けなくさせた張本人が何を隠そうドクターTommyであります。
大枚はたいて買った機材を生かすためにイロイロ試してみて、そこそこデータが蓄積されてきました。そのついでと言っては何ですが、この場を借りて研究してみたいと思います。
ただし、私は電動(EP)オンロードカーで、その中でもツーリングカーをやっています。それを想定して書いています。バラセル単体の話は良く分りません。オフロードや船や空モノ、4セルや最高速仕様についてもわかりません。そういう意味では、私も極普通のビギナーです。(^_^;)
バッテリの構造や扱い方、計測データについては多くのホームページで述べられています。それら多くの情報を全部、このページでまとめる訳にはいかないのですが、まぁ、少なくともこのホームページで今後紹介するレポートを読む上で、最小限の事を話ておきましょう。ただし、これらはあくまでも私の理解や感想、予測、聞いた話や見かけた話も含まれており、正確さを欠く可能性があります。正しいか正しくないか、は他で調べてもらう事にして「そういう話もあるのか」くらいに読み取ってください。
●測定条件
以降、本ホームページ上で示すバッテリデータは以下の条件のもとで測定しました。
- Competition Electronics社製 TURBO35BL にて充電・放電
- バッテリコネクタは全て2picを使用(Tの字型みたいなヤツです)
- 充電電流
NiCDは3C充電、NiMHは4.0A充電
- 充電カットオフ電圧(6セルあたり)
2000までは0.12V、2400は0.06V、NiMHは0.03V(2001年より0.02V)
温度検知は行っていない
- 放電電流値とカットオフ電圧(6セルあたり)
20A放電 5.40Vカット
- 室温
17〜22℃
- 冷却
Fan送風冷却
充電時なし(2001年より43℃超で送風冷却)
20A放電時:放電開始後約180秒経過後
30A放電時:放電開始後約120秒経過後
- 放電測定開始
充電終了後約120s経過後
- 温度測定
充電終了時
Fan送風冷却開始時
放電終了時
●MENU
私がラジコンを初めた頃に疑問に思っていたことについて、思い出しながら書いてみます。
同じバッテリで、放電電流を14A、20A、30Aと変えたとき、データがどの程度違うか比較してみます。
データの読み取り方について解説します。同じバッテリ同士でも放電電流(14A, 20A, 30A)によってそのデータが逆転したりします。
同じバッテリでも、計測する度に結果が変わってきます。常に同じデータを示す訳ではないようです。
ならしやカツ入れを行うとデータはどう変わるのでしょうか。
2000,2400,3000 それぞれでマッチドとノンマッチドの比較をしてみます。
引き続き、2000,2400,3000 それぞれでマッチドとノンマッチドの比較をしてみます。銀パナやGT3000Rなど。バラセル(自分で直接接続)とメーカー製ストレートパックの違いなども。
★まだまだ続きます。定期的にアップしていきます。
なかなかレポートにまとめる時間がなくて…
【予定】
- パンチってなに?
- NiMHはNiCDに追いついたのか
- NiMHサンヨーセルとパナソニックセル
etc...
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