ONTAKESAN
剣ヶ峰 (3067m)

二ノ池 (2905m)

三ノ池 (2720m)
   御嶽山 (3067m ,地蔵峠より)
平成18年10月9日(月), 現地日帰り
   ★ 総所要時間: 8 時間 00分
   ★ ハイキング標高差: 917 m
   行程行程・ハイキング
   行程ルートマップ


 乗鞍火山帯の最南端に位置する、木曽の「御嶽山 (おんたけさん)」(3067m) は、「阿蘇山
(1592m), 「富士山」(3776m) に次ぐ 我が国最大級の活火山である。 同火山帯の北に位置す
る「乗鞍岳」(3026m) 同様、幾つもの峰を連ねて長野・岐阜県境に立ちはだかる独立峰で、南
北3.5kmにも及ぶ広大な頂稜部と、長い裾野をひく ボリュウムの大きい台形状の険しい山容
は “日本のキリマンジャロ” と呼ばれるほどに特徴的だ。
 乗鞍岳北アルプスに属すも、やや距離を置く独立峰であるのに対し、御嶽山は遥かに距
離を置いて、まるでアルプスとは別格であるかの如く、孤高を誇って聳えている。 最高峰の「
ヶ峰
」(3067m) を主峰として、「摩利支天山」(2959m), 「継子(ままこ)」(2859m), 「継母(まま
はは)」(2867m) などが外輪山を形成するコニーデ型の活火山で、山頂部にはそれらの旧火
口跡が五つの魅力的な “池” となって残っている。
 日本で3000mを超す山岳は、富士山と南北のアルプス以外では、この御嶽山のみであるか
ら (中央アルプスにも存在しない!) まさにアルプスとは一線を画す、別格の “巨峰” (ぶどうで
はない!?) と言えよう。
 二ノ池から見上げる、御嶽山・山頂 剣ヶ峰

 広大な山頂部にある湖沼群は、いずれも神秘的な魅力を持っている。 「一ノ池」は山頂直下
で3000m近い高層湿原、「二ノ池」は標高2905mにある日本最高所の高山湖で、エメラルドグリ
ーン。「三ノ池」は2720mで、これまた日本最高所・最深度(13.3m)の高山湖で満々とマリンブル
ーの水を湛え、その深さは「諏訪湖」よりも深いという。また、その水の美しさも際立っており、
いつまでも腐らないため “御神水” と呼ばれて古来より祭られてきた。
その他にも水蒸気を吹き出す「地獄谷」、霊気の漂う広大な窪地「賽ノ河原」など、神秘的で
変化に富んだ独特の地形が満載されている。

 御嶽山は、古くから山岳信仰の霊峰として崇拝されてきた歴史がある。 一般に日本三霊山
とされる、富士山, 「立山」(3015m), 「白山」(2702m) に匹敵する山岳霊場であり、場合によって
は標高の低い白山に代わって、”日本の三大霊山” に挙げられることもあるようだ。
いくつもある登山コースの傍らには、それぞれ宗教的な像や石碑などが数多く見られ、剣ヶ峰
山頂には立派な「御嶽神社・奥社」が建つ。 特に夏山シーズン中は、全国各地に結成された
御嶽講から、白装束に金剛杖をついた信者がたくさん訪れるとの事だ。
 ついでに、御嶽山の広大な山腹を覆う木曽ヒノキは、秋田スギ, 青森ヒバとならぶ 「日本三
大美林
」としても有名だそうだ。

   
      八合目から望む 御嶽山・頂稜部           開田高原・国道361号沿線より

 首都圏からの日帰り登山は、登山口までのアプローチが長い事もあって無理である。なの
で、前日の内に塩尻市内に入って一泊する。 塩尻からでは、ロープウェイのある三岳村まで2
時間もの距離があったので、早朝に宿を出立した。できれば、麓の木曽福島町には趣きのあ
る宿が沢山あるので (有名処で、「奈良井宿」や「薮原宿」など)、その辺りで一 泊するのがベ
ターだ。

 前々日からの一時的な冬型気候で、北アルプスと御嶽山などの3000m級山岳では猛吹雪の
悪天候となった。 この影響で隣の北アルプスでは遭難のニュースが流れていたので、ちょっと
心配だったが、昨夜から急速に回復して当日は朝から快晴に近い好天気となった。 麓の開田
高原
まで来ると、冠雪した御嶽山がクッキリとその巨大な姿を現した。ロープウェイの始発まで
少し時間があったので、御嶽山の好展望場所として知られる開田高原の「地蔵峠」に向かい、
全景写真を撮ることにした。
 外に出るとムチャクチャ寒い(!!) のだが、空気が乾燥しているおかげで非常にクリアーな絵が
撮れた。 冠雪した御嶽山の姿は見事で、実に美しく立派である。 久々に天気もいいし、俄然
登頂意欲が増してきたのだが、かなり雪があるようなので、チョッピリ不安がよぎった (そんな
事より、自分の足腰の方を心配したら!! というママの声が聞こえたような……、笑)。

      
      御岳ロープウェイ・鹿ノ瀬駅より          七合目下、黒沢口・登山道入口

 「御岳ロープウェイ」のエントランス (センターハウス) 前・大駐車場に車を停め、始発時間を
待って当然の如く(笑)、ロープウェイを利用する。 山麓側の駅はセンターハウスを抜けたすぐ
上にある「鹿ノ瀬駅」で、標高は1570m。 すでに御嶽山の五合目に当たり、ここから七合目付
近の2150m地点「飯森高原駅」まで、標高差580m・距離2333mを 約14分位で運んでくれる。
 ロープウェイの車窓からも既に大展望が広がっている。 正面の御嶽山はむろんの事、冠雪
した隣の乗鞍岳と穂高岳の間から(この角度からだと) 槍ヶ岳の姿も展望できる。
終点の飯森高原駅を出ると、正面には「高山植物園」が整備されており、山頂まで行けない人
の為に「御嶽社」も設置されていた。 ここを左に迂回して5分ほど歩くと、「黒沢口」(六合目) か
らの登山道と合流し、登山口を示す立札がある。 しばらく進むと七合目の山小屋「一ノ又行場
旅館
」があり、ここから本格的な登りが始まる。

   
       八合目を目指して森林帯を進む           八合目、石碑群を抜けて更に上へ

 シラビソやアカマツなどの森林帯で、丸太を階段状に埋め込まれた登山道は、やや歩きにく
く疲れる。 朝一のロープウェイ利用者が一斉に登り始めたので、列を成して階段状の道をゆっ
くりと登って行く。 樹林に囲まれて殆ど視界もなく、約一時間の長い登りは少々キツイ。
 やがてダケカンバの混生帯に変わって低木が主となると、前方に白く冠雪した御嶽山の頭が
見えてきた。そして、まもなく 八合目の分岐点に立つ山小屋「金剛堂(女人堂)」に到着した。
 この辺りは、御嶽山を望む本コース最大の展望台でもある。 山小屋の上にはおびただしい
数の石碑群が立並び、山岳登山の聖道である事を実感する。 昔、女性信者はこの先の入山
を認められなかったらしく、山小屋の旧称「女人堂」とは、そういう事かと理解した(笑)。
確かに展望は、ここからでも充分に素晴らしく、冠雪の乗鞍岳・穂高岳をはじめとした北アルプ
ス南部や、中央アルプスの全貌と、南アルプスの高峰群も一望の下だ。
大型バスなどで企画された団体登山ツァーでは、ここまでの往復を “登山コース” として設定し
ているところが多いようだ (後の下山時に、これらツァー客たちによる大渋滞にハマる事になる
のだが…、汗)。
 しばし休憩後、石碑群を通り抜けて九合目を目指す。

      八合目から望む、 乗鞍岳(中央)と穂高岳(右)

 この先の登山道には、昨日までの吹雪による氷と雪が (少しずつ解けてきているが) かなり
残されている。 荒涼とした溶岩とハイマツの大地であるが、殆どが “強風の形に(?!)” 凍ってお
り、その凄さを物語っている。 しばらく登ると「黒沢口頂上遥拝所」と呼ばれる場所を通過す
る。 ここにも両脇に石碑群が林立しており、氷漬けの仏像らしきものも鎮座している。 あまり
の数の多さに、なんだか『 ブツゾウ!! 』と、言われているような気がしたので『 ドウゾウ?! 』と、
返してやった!!(寒)。
             強風の形(?)に凍った溶岩 

 ここを抜けると、いよいよ溶岩の地肌むき出しの頂稜部に突入する。 斜度は一層増してジグ
ザグの急登が連続、本コース最大のガンバリどころだ。 上を見あげると、赤茶けた岩石を積
み上げたような巨大な壁がそそり立っており、もはや緑は殆ど存在しない。この山の大きさと
高さを改めて実感する。 登山路上には踏み固められた雪があり、かえって滑りやすいので慎
重に一歩一歩ゆっくりと確実に登ってゆく。
( …て言うか、この急登をサッサと登るのはムリだ!! )。
 ようやく 九合目(2800m) 付近に到達し、まずは下側の山小屋「石室山荘」を通過する。 更
にひと登りして、「覚明堂」に到着すると休憩所があったので一息つくことにした。
ここにあった伝記によると、その昔、霊峰御嶽山は厳しい特別な精進を行った修験行者にし
か登拝が許されていなかったそうだ。 江戸時代の中期に、それを憂いた「覚明行者」が軽精
進だけでも入山できるように計らい、この黒沢口コース(登山道) を開削したという。ここには、
その覚明行者の等身大銅像と、鳥居や石碑群が祭られていた。

   
  九合目の「覚明堂」(真上)と、「石室山荘」(左下)      九合目に立つ、覚明行者像

 これを過ぎると、斜度は少し緩んで砂礫の道に変わり、しばらく進むと「二ノ池分岐」(2955m)
の稜線上に出る。 ここで初めて、旧火口湖で日本最高所の山上湖 「二ノ池」(2905m) が姿を
見せる。 右下にこれを眺めながら、まずは山頂の「剣ヶ峰」(3067m) を目指す。

  
    稜線上に出ると、剣ヶ峰と二ノ池が出現         まずは、山頂・剣ヶ峰に向かう

 砂礫の道の先に既に見えてい るのだが、なかなか距離は縮まらない(笑)。 斜め直線的に上
り詰めて、最後は「御嶽神社・奥社」の石段を登る。 山頂はそのまま、奥社の境内と一体にな
っていた。 北側に出ると、山らしく山頂を示す標柱があり一等三角点が埋設されている。
さすがに山頂からの眺めは、一段と爽快で素晴らしい。 特にこの日は雲など遮るものが殆ど
無く、全方位で抜群の眺望が楽しめた。

    
       剣ヶ峰 山頂(3067m) と 一ノ池      中央アルプスと、奥に南アルプス,富士山を遠望

山頂標の真下には、水は既に無く高層湿原となった「一ノ池」が見える。 北のその先には二
ノ池を挟んで、同じく冠雪した北アルプス・南部の高峰群が近い。 正面手前に乗鞍岳が大き
く、その左側には笠ヶ岳黒部五郎岳が続く、右側には吊り尾根が特徴的な奥穂高岳
穂高岳
がハッキリと見える。 残念ながら、槍ヶ岳は角度的にちょうど乗鞍岳・剣ヶ峰の真後
ろに位置するため、隠されて見えない。
 そこから、右方向にグルリと首を回してゆくと、遠く続く山並みの中から頭を出す名峰たちを
山座同定するのが楽しい。 まず北東方面に浅間山を見つけ、その少し右に蓼科山から続く
ヶ岳連峰
があり、東方面に至ると中央アルプスの木曽駒ヶ岳宝剣岳三沢岳空木岳など
が横一列に並び、まるで大きな屏風のように前面に立ちはだかっている。
南アルプスは、左端の甲斐駒ヶ岳が姿を見せていたが、あとは中央アルプスの後ろ側に位置
する為、やや見えにくかった。富士山はさすがに高く、山頂は冠雪していたのでよくわかった。
中央と南アルプスではまだ冠雪が見られなかったが、もう間もなく高い山は冬の季節を迎え
ることになるのだろう。早めの昼食をとり、充分に展望を堪能したところで、後半戦(?)に突入す
ることにした。

    山頂から 北アルプス方面
      
             二ノ池,継子岳(手前)、乗鞍岳(遠方・中央)、穂高岳(遠方・中央右)

 山頂・剣ヶ峰から二ノ池分岐まで往路を戻り、二ノ池方面に下る。 広大な旧火口跡で、平ら
な窪地となっており、二ノ池はその北寄りに位置している。今回は昨日までの吹雪によって一
面の銀世界となっているが、ここには夏季でも万年雪が残っているそうだ。
 日本最高所の高山湖で、エメラルドグリーンの水が常時湛えられている。 窪地の中の雪道
を歩き、二ノ池の池畔まで近づく。 猛吹雪は全ての樹木や岩石を凍らせたが、湖水は一部が
凍結しているだけであった。
 左上には剣ヶ峰が大きく聳え、湖上にも映し出されており、のどかで美しい風景だ。池の真正
面に建つ山小屋「二ノ池本館」の前を通って、案内板に従って 三ノ池方面に向かう。

    
       分岐から窪地に下り、二ノ池へ向かう             二ノ池 (2905m)

 緩やかに下って行き、一段と高度が下がった辺りが「賽ノ河原」と呼ばれる広い場所のよう
だ。 石積みのケルンが累々と居並び、霊気のようなものを感じる不思議な場所との事だが、
一面の銀世界となっていたのでちょっと分かりずらかった。 また、この周囲には夏場は「お花
」が広がり、沢山の高山植物が観察されるそうだ。
前方に見えている「白竜避難小屋」が建つ小高い尾根まで登り返 して上に出ると、はるか下
に今度は「三ノ池」が現れた。 尾根上をそのまま左方向に直進すれば、左手に聳えている「
利支天山
」(2959m) に向かうが、分岐を右折してガレ場の急斜面を下り、眼下に見えている三
ノ池を目指す。
   
    賽ノ河原と、左側に摩利支天山(2959m)       摩利支天山に続く尾根上からの展望

 かなりの急斜面であるうえに、岩がゴロゴロして道筋がハッキリしない所もあれば、崩落した
ような箇所も通らなければならない。 オマケに冠雪しているので滑りやすいし、雪で埋もれてし
まっているところもあって危険な為、慎重に足元を確かめながら進んだ。
また、山頂への登山路は沢山の人が歩いていたので、雪は自然に排除されていたのだが、
二ノ池から先は訪れる人が極端に減った為、足跡も少なくなってしまい困った(笑)。
やや傾斜が緩んだところで、飛騨山頂への道を左に分けて右側に大きく回りこむと、再び斜
度が増して溶岩のガレ場を急降下する。 ちなみに、先の分岐を飛騨山頂方面に進むと 「四ノ
」, 「五ノ池」 と巡って「継子岳」(2859m)に登る事も出来るが、日帰りでは厳しいので見送っ
た。
下り切った平坦な場所に、三ノ池は静かに佇んでいる。 美しいマリンブルーの湖水は、古来よ
り「御神水」として祭られ、池畔には「三ノ池礼拝所」がある。 これまた、日本最高所で最深度
を誇る神秘的な火口湖だ。

   
      ガレ場の急斜面を、慎重に下る          美しい御神水を湛える 三ノ池 (2720m)

 池畔から少し登り返した所に「三ノ池避難小屋」があるので、しばし休憩して八合目へと戻る
ルートへ進む。 ここから八合目までは、標高差300m弱の山腹を2kmほど大きくトラバースする
長大なコースだ。 冠雪により滑りやすかったせいもあり、かなりの時間を要した。 また、好天
に恵まれ日差しも強かったので雪解けも急速に進み、上層からの雪解け水が川となって登山
路を流れてきていたので、足の踏み場も無い状態 (どこかの家と似ている?? )で、歩きにくかっ
た(笑)。
 山腹の大トラバースにて 八合目・山小屋を望む

 ようやく、八合目の金剛堂に辿り着き往路と合流した。 極端に人口が増して、さながら “御
嶽銀座” とでも呼べそうな混雑ぶりである。 殆どの人は登山者の格好はしているものの、胸に
お揃いのバッチを着けている人が多いので、どこぞの 宗教団体かと思ったが、三角小旗を持
った人もいる。 どうやら、観光登山ツァー御一行様のようだ。 それも 数種類のグループがい
るようで、人口密度は非常に高くなっていた。
しばし休憩して往路を戻り、七合目のロープウェイ乗り場まで下山することにした。階段状の
長い下り坂が続くので、膝に負担をかけないようにゆっくり進もうと思ってはいたのだが……、
ここで予期せぬことが発生した。
八合目を出た途端に、ナント!! いきなり大渋滞してしまい、ゆっくり歩くどころか全く進まない状
態となった。 どうやら、八合目までの往復登山をする複数の団体観光ツァーが、一斉に下山し
たのが原因のようだ。 決して広くはない登山路だし、左側は登り用に空けておかなければなら
ないので、ほぼ一列でビッシリ延々と並んでいるではないかっ!!
まさに “牛歩” の状態で、少しだけ進んではすぐに停止してしまう始末だ。 こんな状況が七合
目まで続いているとしたら…、と考えたらタメ息と同時にドッと疲れが襲ってきた(汗)。 所々に
蹴上げの高い岩場の階段があったり、狭い尾根の通路があるので、そういった所で慣れない
初心者が通過するのに難儀したりしていると、それが後方に延々と渋滞を引き起こし、遂には
完全に歩みが止まってしまうようだ。
モォー! こうなったら、どうしようもないっ!!、 辛抱して列に並び、“牛歩” した!! (笑)。

     三ノ池より、降りてきた尾根を見上げる

 ようやくロープウェイの飯森高原駅まで辿り着いた時には、標準所要時間45分のところを倍
近くの80分も要した!! (疲)。 おかげで、膝には “やさしい” 歩きができて良かった! …と、考える
ことにして納得した(笑)。
 結局、ロープウェイを下車してセンターハウス前駐車場に帰還したのは16時30分を過ぎてい
た。 ちなみに、当日のロープウェイ終業予定時刻は16:30となっていたが、まだ沢山の人が八
合目から降りてきていたので、すぐに止められる状況ではないようだった (笑)。

車に乗り込み、御岳ブルーラインにて下山する。 最も近い日帰り温泉「鹿ノ瀬温泉」は閉館
(?)していたので、その先に進み「ホテル木曽温泉」の日帰り入浴を利用した。小じんまり とし
た狭い風呂だったが、赤茶けて濁った掛け流しの温泉で、泉質は良好で気持ちの良い湯だっ
た。
温泉を出ると、辺りは既に真っ暗!! 田舎の山道は明かりが少なく、まさに漆黒の世界だ。国
道19号線に出て、帰路へとついた。

          氷漬けの樹木たち

 ロープウェイを利用した得意の ”インチキスタイル” ではあったが、このコースの日帰り登山
は結構キツイし、さすがに 御嶽山の山頂(半)周回 はインチキが簡単に通用するほど甘くはな
い。
積雪はあったものの、めずらしく好天にも恵まれ、久々に充実した山歩きが出来たと思う。
また、緑や高山植物が咲き誇る初夏の御嶽山にも、ぜひ挑戦したいと思った。

                                           ( 2006.10.15 記 )


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