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保育の環境

職員の育成

保育の用語集「は」

職員の育成

保育の世界では様々な専門用語が存在します。例えば、よく保育園の先生が「未満児」や「以上児」と言いますが、全く保育になじみのない人からすると何の意味だか分かりません。そういったちょっと分かりにくい言葉や保育に関する専門的な言葉などを解説しています。

50音順に専門用語を掲載していますので、調べたい語句をクリックしてください。なお、掲載されていない専門用語もあります。順次掲載数については増やしていく予定ですので、今しばらくお待ちください。また、制度設計の変更に伴い、現状と意味合いが異なっている説明もあるかと思いますので、予めご了承の程、よろしくお願いいたします。

    パーセンタイル値

    計測値のばらつきの小さいほうから並べてパーセントで表したもので、10パーセントタイル値は100人中低い(小さい)ほうから10番目以内を意味します。

    バーバルコミュニケーション

    バーバルとは「言語的な」を意味し、意味を持つ言葉によるコミュ二ケーションのことを言います。反対に、言葉に頼らない非言語によるコミュニケーションを「ノンバーバルコミュニケーション」と言います。言葉ではなく、その時の表情や態度などによるコミュニケーションを言います。

    バーンアウト

    別名「燃え尽き症候群」とも言います。
     ストレスが解消されたり、昇華されたりすることなく自分自身の中で積み重なり、退職を希望するまで追いつめられてしまうなど、心身が消耗して自己閉鎖的になってしまうことを言います。近年は対人専門職につく人にこの現象が多くみられることが問題となり、調査研究が盛んになりました。燃え尽き症候群を起こしやすい専門職の特徴としては、情緒的な負担が大きく、社会的な期待が高く、それでいて報われない、無制限なサービスを要求されることが多い仕事があげられます。
     保育園や介護施設に代表される福祉施設で働く職員にも多くみられる症状です。

    バウチャー方式

    自治体など行政が発行するバウチャー(証書、証票など)を使って、公的なサービスの利用・提供を行う方式です。一時期、認可保育園においても、このバウチャー制度を導入するという動きがありましたが、今現在は「認定こども園」に代表されるような制度の流れになっています。

    発達障害

    精神遅滞、知的障害などと近似した概念です。広義には精神的あるいは身体的発達に遅滞、あるいは偏りが生じている状態を意味します。発生要因として、脳の高次機能におけるいくつかの部位の障害が関連していると言われていますが、実際の原因は未だ解明されていません。

    8ヶ月不安

    生後8ヶ月頃の乳児は、ものの存在や働きを認識し始めます。また、それと同時に「恐怖」を感じるようになり、見知らぬ人に恐怖を感じて人見知りをしてしまったり、服装が違う保育者や養育者に対しても不安を示したりします。

    PDCAサイクル

    典型的なマネジメントサイクルの1つで、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)のプロセスを順に実施する。最後のActionではCheckの結果から、最初のPlanの内容を継続(定着)・修正・破棄のいずれかにして、次回のPlanに結び付けます。このらせん状のプロセスを繰り返すことによって、品質の維持・向上および継続的な業務改善活動を推進するマネジメント手法がPDCAサイクルです。
     ちどり保育園では、このPDCAサイクルを食育(つながる食と育み)やリスクマネジメント、職員の資質の向上等で活用しています。「PDCAサイクルを取り入れている」と話すと「どのように取り入れているの?」「うちはPDCAは無理かな」「よくわからない」といった意見を耳にします。しかし、認可保育園で行っている保育の一環を整理してみると、PDCAそのものであることが簡単に理解することができます。

    ヒヤリハット

    >重大な事故や事件には至らないものの、繋がってもおかしくない一歩手前の事例のことを言います。その名の通り「突発的な出来事やちょっとしたミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」です。なお、ヒヤリハットを展開していった取り組みとして、ちどり保育園では保育リスクマネジメントも行っています。ご興味のある方は「保育リスクマネジメントのページ」をご確認ください。

    フェイスシート

    個別援助におけるインテークにおいて取られる利用者の情報を記入する記録用紙のことで、他職種と情報を共有できる内容(氏名・性別・住所・生年月日・家族構成・健康状態等)が記入されています。

    フォローアップミルク

    よく間違えられやすいのですがフォローアップミルクは、母乳や育児用ミルクの代替品ではありません。(授乳・離乳の支援ガイド<平成19年>より)
     必要に応じて(離乳食が順調に進まず、鉄の不足のリスクが高い場合など)使用する場合、生後9カ月以降に飲ませるようにすることとしています。フォローアップミルクは離乳期・幼児期の粉乳で、たんぱく質と無機質が多く、脂肪が少ないのが特徴で、牛乳の代用品として開発されました。

    ブレインストーミング

    集団思考とも訳されます。集団によるアイデア発想法の一つで参加メンバー各自が自由奔放にアイデアを出し合い、互いの発想の異質さを利用して、連想を行うことによってさらに多数のアイデアを生み出そうという集団思考法・発想法を言います。ブレインストーミングの過程には次のルールを守ることとされています。
     批判をしてはいけません。提出されたアイデアに対する批判や判断、意見、結論はブレインストーミングの次の段階にゆずります。
     奔放なアイデアを歓迎する。誰もが思いつきそうなアイデアよりも、奇抜な考え方やユニークなアイデアを歓迎します。
     アイデアの量を求めます。一般的なアイデアは勿論のこと、新しい考えや提案などあらゆるものを歓迎します。
     別々のアイデアをくっつけたり、一部を変化させたりすることで新しいアイデアを生み出していきます。

    ペープサート

    ペーパー・パペット・シアターの略語です。2枚の画用紙に登場人物を描き、紙の中心に竹串を挟んでうちわのような形になつように貼り合わせ、おはなしに合わせて表と裏をくるくる返して演じる人形劇のことを言います。

    保育課程

    旧保育所保育指針第4章において「保育課程は、各保育所の方針や目標に基づき、第2章(子どもの発達)に示された子どもの発達過程を踏まえ、前章(保育の内容)に示されたねらい及び内容が保育生活の全体を通して、総合的に展開されるよう、編成されなければならない。」とあります。現在の保育所保育指針においては「全体的な計画」と名称が変わっております。

    保育士

    児童福祉施設や保育所(園)などで児童の保育や養護を専門的に従事する職員です。なお、保育士と名乗れるのは「保育士資格(国家資格)」を持つ有資格者(名称独占)のみです。

    保育所児童保育要録

    旧保育所保育指針第4章において「子どもに関する情報共有に関して、保育所に入所している子どもの就学に際し、市町村の支援の下に、子どもの育ちを支えるための資料が保育所から小学校へ送付されるようにすること。」とあるように、保育所(園)の卒園児に対して、進学する小学校へ保育所児童保育要録(以下、要録)を送付することとなりました。一般的な書式は厚生労働省がホームページ上で開示しています。

    哺乳反射

    意志とは関係のない反射的な動きです。口周辺に触れたものに対して口を開き、口に形のある者を入れようとすると、舌で押し出し、奥まで入って来たものに対してはチュチュと吸う動きのことで、生後4~5ヶ月から少しずつ消え始めます。

    職員育成に関するお問い合わせ

    電話&FAX/043-271-7828(平日13時~20時対応可能)担当:吉岡まで

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    講師・研修の依頼、見学に関するお問い合わせも電話、もしくはメールフォームよりお願い致します。

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