富士山登山を目指すなら、やっぱり3000m級の山で練習しておいた方がいいか?
いえいえ、そうではありません。
もちろん、高度に慣れておくことは大事です。出来ればそうしたいですが
重要なのは富士山登山のための体力作りでも書いたように、持久力です。
登りは8合目あたりの山小屋で一泊すると仮定すると、
1日めは山小屋までの登りが約4時間。2日目が山小屋での休憩後頂上までが焼く3時間。
頂上からの下山が約5時間とみたときに、2日目は8時間くらい行動することになります。
日帰りだともろに12時間の行動ですね。
つまり、富士山登山の予行は長時間の行動を”予行”しておいた方がいいと思います。
近くの低山でもいいので一日じっくりかけて歩き通してみてはいかがでしょう?
その際に休憩時間は最小限にして、とにかく長時間歩くことです。
さて、長時間の歩行に慣れたら、やっぱり一度は登山を経験しておくべきでしょうね。
それも、出来るだけ標高差のある山が理想的です。
五合目から頂上までの標高差は約1400mありますから、
日帰りの場合はこの標高差を一日で登りきらなければいけないわけですので
どこの山でもいいので、登山道の標高差のある山を選んで登ってみてください。
それも、途中で下りのない、ひたすら登りの続く山がいいですね。
長時間登り続けることとは、どういう感じか?また同じく長時間下り続けるとは?
一度経験しておくといいでしょう。
ちなみに関西に住むボクの場合の練習登山は 伊吹山でした。
この山は標高1200mほどですが、ほぼ100mくらいのところから登れて、
しかも登りばっかり、富士山のようにスイッチバック式の登山道もあって標高差1100mの
登り下りを体験できます。
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