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富士山登山 登山日記 河口湖(1)

5)下山道

なんとか、富士山山頂にたどりついたボクらは、山上の富士奥宮で頂上の朱印をもらって
今回の富士山登山の登頂証明としておいた。
それから、山頂を散策・・と行きたいが、何しろ視界は限りなく真っ白、強風が吹く中で
ジッっと止まってしまうと急激に冷えてくる・・・んで、すぐに山小屋へ飛び込んだ。
なんとか、座る場所を見つけて座ったが、寒けが襲ってくるので、ザックから
更にもう1枚取り出して、レインウェアの下に着込み、パンツの上にもレインウェアを重ねて着用した。
丁度昼時だったので、ここで昼食を取ることにしたが・・・何か、暖かいものを・・と
背に腹は代えられず、ラーメンを注文。一杯800円也。
下界ではこれくらいのラーメンは有り得るが、ここは富士山頂。
出てきたラーメンはまさにインスタント袋麺。それでも、暖かいものはありがたかった。

体に体温を取り戻して、下山道を聞くと
今日は、強風なので、通常の下山道は使えないので、八合目までは登山道を下山してください・・とのこと。
どーりで、途中で下山する人と沢山すれ違う訳だ・・・納得。
しばし、休憩の後に下山を開始。まだまだ、多くの人が登ってくる中を
慎重に足を下ろしながら登ってきた岩場を下っていく。

先にも書いた本八合目の胸突江戸屋の前で下山道と大接近する。
ここで、登山道から下山道へ乗り換えて下山道を下る。
下山道は岩場がなくて、砂礫の道を延々と下っていく。
はるか下に、七合目の公衆トイレ?が見える
八合目まで下ると、ここで須走口の下山道と分かれる。
道を間違えないように、河口湖方面へ下っていく・・・単調に砂礫の道を折り返しながら下って行くのだが
油断するとズルっと足を滑らせて尻餅をついてしまうし、風は相変わらず突風となってどこから
吹いてくるか判らない・・その度に体をかがめてやり過ごすので、思ったより進まない。
おまけに、体重をヒザで受けるので、ヒザは痛んでくるし・・・
途中から上を見上げると・・”よくまぁ、こんだけ登ったもんだ”・・と、改めて感心する。

七合目の公衆トイレで一服したあとは、六合目までは、登山道と離れた距離を取り戻すように
ゆっくりと下りながら”横”へ移動していく。
普段ならなんでもない緩やかな下りが、痛むヒザには遠い遠い。
六合目の登山道と合流したあとは、今朝通った道をそのまま五合目まで歩く。
もう午後4時を回っていたが、これから登っていく大勢のツアー客とすれちがう。
きっと、どこかの山小屋で泊まって、明朝の御来光を目指すのだろう・・・
今は、元気に話ながら、登っているけど、今のうちだけだろう・・・
五合目へ戻るには、今朝、最初に下ってきた緩やかな坂を今度は登っていかなければならない
最後の最後に・・・なんとも、うらめしい設定だ。
午後5時過ぎ・・今朝出発してから11時間46分で戻ってきました。
五合目は観光バスが次々と訪れて、気楽な観光客で溢れ返っていた。








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