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富士山登山と高山病
富士山登山に付き物なのが高山病。

頭痛、眩暈、眠気、吐き気、むくみなど人によって、症状は
違うそうですが、気圧が低いことによる酸素不足から発生する
体の変調ということです。
対処は、
1)高度の低い(酸素が濃い)場所へ移動する・・すなわち下山するのが一番の良薬。
  酸素缶などの吸引で一時的に良化する場合もあるそうです。
2)時間を掛けて、体を慣らす。
  富士山くらいの高度で生活する人は世界中にいますし、富士山の頂上で働く人は体が慣れています。
  時間が許す限り とにかくゆっくりと高度を上げていくことが大事です。

富士山登山のツアーで来た場合、五合目での滞在はほとんど1時間くらいで、体が慣れる間もなく登山を開始しますから
体が、十分に慣れないうちにどんどん高度を上げさせられるので、八合目辺りで高山病が多発するようです。

ボクの場合は、富士山登山ツアーではなかったので、
1)前日にスバルライン五合目の駐車場で泊まり、体を慣らすことができた。
2)ツアーと違って、マイペースで比較的ゆっくりと富士山山頂を目指して登っていったので、体が順応できた・・と思う。
ので、幸い高山病の症状が発症することなく富士山登山ができました。

その他、有効といわれるのが
1)食べる酸素を数日前から服用して、酸素を吸収しやすい体質を作る。
2)小まめに水分を補給して、血液の流れをよくする。
  発汗で体の水分が失われると、血中濃度が上がり、血の巡りが悪くなり
  結果、酸素が運ばれにくくなります。
  こまめな水分補給は高山病に有効と言われています。
3)呼吸は腹式呼吸で大きく。
  疲れて息が切れるとハァハァと短い呼吸になり勝ちですが
  腹式呼吸で大きく吐いて、大きく吸うことが酸素を取り込むのに有利だそうです。

4)その他、前日の過度の飲食や睡眠不足なども発症の原因になりそうです
  前日は、過度の飲食は慎み、睡眠を十分とって、万全の体調で富士山登山へ臨みましょう。

もし、高山病の症状が現れて、酸素缶を吸引して少し休憩しても治らないようなら
残念ですが、下山を開始しましょう。それ以上症状が重くなると自力で下山できなくなる可能性もあります。
たかが、高山病・・と、甘くみないでベストな状態で登るように心がけてください。







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