富士山総合指導センター前で富士山に関する情報を確認し(2012年8月)、火山灰が積もった道をいざ出発です。   富士山の登山ルートは吉田口(河口湖口)、須走口、御殿場口、富士宮口と4つありますが、ここは富士宮ルート。五合目は最近、表口という標識に変わったようです。最も標高の高い登山口で、短時間で登頂できるのがメリットですが、その分溶岩の急坂も多いとか。 
     
 六合目。ここからは傾斜がきつくなります。 少し足場が悪くなったようですが、お天気は◎ 
     
目の前に雲海が見えます(ここまでは半袖で過ごせたようです)  七合目(ここで長袖に) 
     
 大分高くなった感じです  先程の雲海が少し下に見えるようになりました 標高3,000m地点です 
     
 結構急な斜面も  岩場も多く、転落すると危険です。高山病にも注意!  下りてくる人とも遭遇するので、落石にも注意です。 
     
 雲海が随分下の方に見えますね。気温も大分下がってきたようです。  八合目に到着。3250m地点です。  運が良ければ愛鷹山(あしたかやま)や駿河湾も眺められます。ここから先は浅間大社の境内。 
     
 九合五勺のの鳥居が見えてきました 目的地はもう少し先です  何のおまじないでしょう。小銭が挟んであります。
     
  影富士(雲海に富士山の影が映って見える)が見えています 目的地(九合目)に到着しました  今日の宿です 
     
 寝るというより横になる程度? それでも高山病予防には効果があるとか。   山小屋によっていろいろありますが、だいたい一人一畳分の寝床。  何はともあれ温かいものをいただけます
     
 月もくっきりと見えています(夜)  そしていよいよ朝! 太陽が昇ってきます 
     
 御来光 歓声が上がり、目を細める瞬間です   雲海もまた表情を変えて…
     
 感動を胸に、さらに高みを目指します  取り敢えず頂上とされているところ(富士宮ルートの終点)、浅間大社奥宮から出発して…  馬の背を登り、火口を一周します 
     
俗にいうところの「 お鉢巡り」です。滑りやすいのでストックがあると安心。   ようやく日本最高標高地点、剣ヶ峰へ到達。やったね! 
 忍野八海
02.10.13 
   
河口湖から見た富士山   忍野八海にある茅葺屋根の水車小屋。
     
  富士山の雪解け水が地下の溶岩の間で歳月をかけてろ過され、湧き水となって8ヵ所の泉をつくっています。湧池(わくいけ)、濁池(にごりいけ)、鏡池、銚子池、菖蒲池、底抜池(そこなしいけ)、お釜池、出口池がそれで、名水百選にも選ばれています。  本当に透明度の高いきれいな水ですね。後ろには富士山が…。資料館やお食事処もあって、のどかな田園風景を楽しむことができます。 
白糸の滝・富岳風穴
08.11.02 
   
 この時期の富士山にはまだ雪が…  文字が見えにくいようですが白糸の滝です
     
  少し手前にある音止(おとどめ)の滝。曽我兄弟が工藤祐経(くどうすけつね)を討つ相談をした際、天に祈って滝音を止めたという伝説が音止の名の由来とか。   こちらが白糸の滝。溶岩断層から雪解け水が湧き出したもので、高さは20mですが、幅は200mにも及び、全面から流れ出す水量は毎秒1.5tにもなるそうです。まるで絹糸を垂らしたように無数の滝が流れ落ちている様はまさにその名のとおり。
     
 青木が原樹海には32もの洞穴があり、鳴沢氷穴(なるさわひょうけつ)、富岳風穴(ふがくふうけつ)、西湖コウモリ穴は入洞することができます。  富岳風穴は横穴式で総延長201m。溶岩棚や溶岩鍾乳石などが見られます。まさに天然の冷蔵庫。寒い! 
 富士山河口湖口五合目
09.11.01 
   
 ダイヤモンド富士とはいきませんが、五合目手前から見た富士山。   五合目のレストハウスから見た風景。風が強かったので、駐車場からここまで辿り着くのも大変。標高2305m地点です。 
     
 ちょっと変わっていますが噴火カレーでしょうか  片道7,000円かかりますが、馬で六合目まで行くこともできます。写真を撮るだけなら300円。六合目で吉田口登山道と合流します。  今にも風に飛ばされそう! このあたり一帯は富士山の前身・小御嶽(こみたけ)の山頂だったところだそうです。 
     
  小御嶽神社。木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の姉磐長姫命(いわながひめのみこと)を祭神とし、山岳信仰の霊地として千年以上も前に創建されました。山岳信仰の人たちは白装束に身を包み、金剛杖とカンテラを持って「六根清浄」を唱えながら登ったのだそうです。六根とは目、耳、鼻、舌、身、意のことで、それを清浄にするということは人間の五感、感情、意志を清らかにするということなのだそうですが、できるかな…?

2013年8月記

 
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