那覇空港  首里城公園で催されている琉球舞踊   奉神門(ほうしんもん):首里城正殿に入る最後の門。中央の高い出入り口は国王や冊封使(さっぽうし)が通るところ。
     
  首里城正殿:禅宗様式を採りつつ、中国的意匠もこらした建造物で、琉球王の政務や儀式が行われたところです。   正殿にはさまざまな彫刻が施されていますが、特に唐破風妻飾(からはふうつまかざり)の金龍と瑞雲は素晴らしいですね。  
     
  正殿二階の大庫理(うふぐい)。中央には須弥壇(しゅみだん)によく似た御差床(うさすか)があり、その真ん中に国王の座る御轎椅(うちゅーい)があります。「中山世土(ちゅうざんせいど)」の扁額は清朝の第4代皇帝康熙帝(こうきてい)から尚貞王(しょうていおう)に贈られたものが復元されました。  王冠  正殿模型
     
  途中、民族衣装に身を包んだ係員が説明してくれます。   右掖門(うえきもん):御内原(おうちばら)への通用門として使われました。  右掖門から歓会門(かんかいもん)へ続く石畳
     
 歓会門(かんかいもん):別名あまゑ御門(あまえうじょう)とも。城郭内に入る第一の正門です。   歓会門を出たところにある園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。国王が出御の時、道中の安泰を祈願したところです(世界遺産)。   その先にあるのが守礼門(しゅれいもん)。逆ですね。ここから入っていくんでしょうね。民族衣装を貸してくれるところもありますよ。
     
 玉陵(たまうどん)  首里城公園入り口から5分のところにある世界遺産・玉陵は、1501年に尚真(しょうしん)王が築いた第二尚氏王統の陵墓です。破風墓が3基連なっており、中室は洗骨(せんこつ)前の遺骸を安置する部屋、東室は洗骨後の王と王妃、西室にはその他の家族が葬られました。 
     
玉陵の庭に生い茂るガジュマロの木   雲行きがあやしくなってきたので、沖縄唯一の高速道路を飛ばして万座ビーチへ(ナビもわかりやすくなっています)。  万座ビーチホテルへ到着
     
 朝!  ホテル内:正面がエレベーター  ホテルの庭
     
 今帰仁城(なきじんぐすく)跡:いつ誰によって築かれたのかは不明ですが、13世紀には城造りを始めたことがわかっており、2000年に世界遺産へ登録されました。    平郎門(へいろうもん):今帰仁城の正門。現在の門は昭和37年に造られたもので、古生代石灰岩の自然石を利用した野面積みです。
     
 旧道:正門から大庭(ウーミヤ)に至る道   志慶真門郭(しじまじょうかく):ここには武家屋敷があったとされています。 主郭(本丸跡):建造物は何も残っていませんでした
     
 沖縄自動車道を移動中 琉球村 :昔の沖縄の集落を再現したテーマパークです
     
  織物教室(旧仲宗根家):琉球織の工程を観察できます。希望者には15分ほどで作れるコースター等、指導していただくこともできるそうです。   三線(さんしん)教室:沖縄の歌と音楽を堪能できます(扇風機がちょっとミスマッチな感じですが、この日は午後から暑くなりました)。  県内から移築された民家は癒しの空間です
     
 中央広場にある乗り物  多幸山ハブセンター  やしの実HOUSE
     
 乾いた喉に最高のココナッツジュース。果肉もいただけます。   製糖工場(サーターヤー):水牛に臼をひかせてさとうきびを搾り、その汁を炊いて黒砂糖を作るという昔ながらの原風景(おばあがいいですね)。  ニライカナイ劇場:「劇団うりずん」による芸能ショーが行われます(この日は終わってしまいました)。
     
この日は予定が立て込んでいたので、急いで「むら咲むら」へ移動。ここはNHKの大河ドラマ「琉球の風」のために建てられたオープンセットです。 
     
 琉球武家屋敷や武徳殿など、王朝時代の建物が再現されていますが、現在はほとんどが体験館になっています。琉球舞踊や料理、シーサーの色付けから黒糖作り等、いろいろな沖縄を体験できます。    夕暮れが迫っていたので、座喜味城跡(ざきみじょうせき)へ。ここも世界遺産です。
     
 すでに歴史民族資料館は終わっていましたが、城壁を見学することができました。ここは築城家として名高い武将・護佐丸の居城だったそうで、他の城跡には見られないくさび石が使われているのだそうです。専門的なことはわかりませんが、あいかた積みを中心に布積みや野面積みも見られるとのこと。結構立派な城壁ですが、料金もとられませんし、夕方とはいえ人気のないのがちょっと寂しいですね。
     
  再び朝! 正面に見えるのが隆起サンゴ礁の断崖・万座毛です。18世紀の琉球国王が「万人が座するに足りる毛(草の生い茂る原っぱ)」と賞賛したことから、この名前がついたとか。 この日はホテルで 一日過ごすことにしました。
     
 サンセットクルーズを申し込んだのですが、台風が近づいているので沖へ出ることはできず、欠航となりました。それで二人はドラゴンボートに乗ることに。10月でもこの日は28度くらいあったので、泳いでいる人が結構いましたね。 
     
 集団水上スキーのような感じで引っ張られ、あとで体中痛くなったようですが、結構楽しそうでしたよ。  海中展望船サブマリンjr. サブマリンjr.船内 
     
船内から観測できるスズメダイ。この他にマリンスポーツとして水中バイクやスノーケリングなどもあります。   夕日のホテル
     
 またまた朝! 最終日   まずは「ひめゆりパーク」へ。ここは10万本以上のサボテンと亜熱帯の花が楽しめるウエスタンなテーマパークです。 インディアン村 
     
 本物の人間は何人いるでしょう?  園内遊覧の観覧車  タイホウリュウのそそり立つ鳳竜の神殿
     
 タコノキ  トックリキワダ 最後は何故かサボテンアイス 
     
  フライトまでの時間がないので急ぎましょう。ここは平和祈念公園です。  公園の式典広場と道路を隔てた摩文仁(まぶに)の丘に沖縄平和祈念堂があります。正七面体角錐型の白亜の塔は七つの海と合掌を表し、人類や国家、思想や宗教のすべてを超越して世界に平和を訴えるモニュメントだそうです。堂内には平和祈念像が安置されています。 
     
 沖縄県立師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒で編成された看護部隊「ひめゆり学徒隊」の戦没者をまつる「ひめゆりの塔」です。今回の旅で最も観光客の多い場所でした。     前半ぐずついた天気も後半は晴れてくれましたので、終わり良ければすべて良しです。

2012年5月記

 
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